映像の世紀

NHKで1990年代末に放送していたNHKスペシャル映像の世紀」を久しぶりに見た。きっかけはNHK BSで放送していたドキュメンタリー「オリバーストーンが語るもう一つのアメリカ史」を見て、日本の現代史を改めて見直しておこうかなと思ったから。映像の世紀はDVDで発売されているのだが、全部そろえると7万円程度するのでさすがに手が出せない。2002年くらいに放送されたものをDVDに保存していたのでそれを引っ張り出してみていた。

内容も硬派だし11回シリーズという大型番組で作り手の気迫というか強い思いが伝わってくる。山根基世さんのナレーションも強い感情をこめず冷静なんだけれど決して冷たくはないといった絶妙な按配でよいなぁ。

経費削減なのか最近のNHKスペシャルではこういう年間を通じたシリーズものは見られなくなったよなぁ。それと今もしこういうドキュメンタリーを作るとしたら
・ナレーションはNHKのアナウンサーじゃなくて有名なタレントまたは俳優
・本編をぶつ切りにしてスタジオシーンで素人目線な感想とか言い合う。
・音楽が最近重用されている川井憲次

といった感じになるのかな。音楽の川井憲次氏だけは歓迎だけれどw