009 RE:CYBORG

009 RE:CYBORGをみてきた。009は何回もリメイクされているけれど、私は30年前くらいの小学生時代に見たアニメ版(何作目かな?)を見た程度の知識しかない。でも攻殻機動隊SACの神山監督が手がけるということで興味を持った。攻殻でも東のエデンでも現代の社会情勢をうまく落とし込んだ作品作りに定評があったからちょっと期待していた。

感想はというと、ちょっと消化不良だったかな。3DCGをセル画タッチ風にしているのはほとんど違和感がなく見れたし、加速装置のスロー描写や爆風から逃れるシーンも見ごたえがあった。

ただストーリーの方は難解だった。巨悪と闘うというのは現代の社会だと通用しないから、ある種の思想=神との闘いというテーマ性は理解出来るけれど、短い時間の中では説明不足だったような。それに9人のサイボーグ戦士のうちあまりスポットもあたらなかったキャラクターもいたのは残念。予告編にあった9人が集まるシーンは本編になかったし… テレビシリーズならもう少し掘り下げられたのかなと思ってしまった。

これは評判が良ければ続編とかテレビシリーズへの展開あるのかなぁ?次回作があればみたいな。

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