外事警察 その男に騙されるな
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: Blu-ray
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
映画はドラマを知らない人でもわかるように作られていた。日本と韓国を股にかけて住本が活躍したり、銃撃戦やらかしたり映画ならでわのスケール感を出そうとしているのが、ちょっとドラマと違ったかな。ドラマでは一般の人を住本がどのように協力者に取り込んでいくかその過程や人間の内面の二面性などすごくギスギスしたやりとりがたまらなかったけれど、映画でそれをやるには時間が足りないんだろうな。
視聴者目線的な立場を担わされた尾野真千子さんの陽菜がまた弱いキャラになっていたのが少し残念だった。クライマックスの原爆のカウントダウン解除はなんかヒーローアクションものみたいでちょっと興醒め。
あと外事課メンバーの描写が少なかったのはちょっと残念。久野が一時リーダー的に仕切るところはかっこよかったな。
と少々辛口な視点で見ていたけれど、最後の最後でああやっぱりといった感じでにやにやしてしまったよ。まずまず及第点の映画だったかな。あまりスター的なキャストもいない(尾野さんは朝ドラで有名になったけれど)地味な作品だけれど、こういう路線の映画を続けて欲しいな。