「気づき」

「気づき」という言葉が使われるようになったのはいつぐらいからだろう?その昔は「気がついたこと」とか「〜ということに気づきました」のように使っていたと思うんだけど、「気づき」と名詞で使われるようになったのはここ最近のことのような気がする。

この言葉を始めて聞いたのは2年前くらいに受けた研修だった。苦手なコミュニケーションスキル系の研修でひたすら演習やらディスカッションやらをやっていて、くたくたになってしまった。その研修の節々で「気づきはありましたか?」などと言われて、それが結構トラウマ的印象として記憶に鮮明に残っている。

そんなわけで「気づき」という言葉を聞くと、その時の気分を思い出してしまいちょっと身構えた気分になり、何となく好きになれない言葉になっている。