「きな子 見習い警察犬の物語」
今日まで休みを取っていたので、子どもと映画を見にいった。観たのは「きな子 見習い警察犬の物語」。今年3月くらいに映画館からチラシを持ってきたら、それを見た子どもが「絶対見にいきたい！」とずっと待ちわびていた映画だった。特典目当てに前売り券まで買わされてしまった。動物がメインの映画はこれまでも結構観てきているんだけど、ここまで入れ込んでいたのは初めてだよ。
見習い警察犬「きな子」と訓練士を目指す「杏子」の実話を基にした話。動物映画って「動物が可愛く映ればいいだろ」的でいまいち乗り切れない印象があってこの作品も期待はしていなかった。でも「天然コケッコー」で演技力には定評がある夏帆さんが主役で、訓練士見習いの役をよく演じられていた。夏帆さんって純朴そうな顔だちだから、なんかこういう役にとてもあっている感じがしたしね。下宿している訓練所の家族がいい感じで、特に下の娘の小生意気な言動がツボだった。まああの偏屈な親父の下で育ったならば口も悪くはなりそうだしね。
わかりやすい展開であっと驚くオチがあったりするわけでもないけれど、子どもと一緒に観る映画としては安心できる出来なんでよかったかな。
