飲んだくれて鼻唄まじりにかいた絵でも、傑作は傑作。どんなに心血を注いでかいても駄作は駄作。


エスパー魔美の「くたばれ批評家」という回で

「情けとか容赦とか、批評とは無関係なものです。」
「芸術は結果だけが問題なのだ。たとえ、飲んだくれて鼻唄まじりにかいた絵でも、傑作は傑作。どんなに心血を注いでかいても駄作は駄作。」

という台詞がある。魔美のお父さんが画家で、父の絵を批評家にさんざんに酷評されたのに抗議をしに批評家の家に乗り込んだ際に、逆に言われた台詞だ。プロとしては結果がすべてであるということは、そうなんだろうけど。わたしとしてはやっぱり結果に至る過程も色々知りたいし、そっちの方にも思いを寄せてしまう。スポーツや芸術だって賞やメダルとれなくても感動出来ることなんてたくさんあるしなぁ。

それに生まれた境遇とか、創作理由とかそういうの知っていた方が作品を評価する材料となり得るんと思うんだけどなぁ。批評家の人は批評する絶対軸みたいな基準があってある一面的な尺度で評価することを是としなければならないのかなぁ。

と、マンガを読みながら色々と考えている。魔美ちゃんの裸見てハァハァしている訳じゃないよw