ブラバン

ブラバン (新潮文庫)

ブラバン (新潮文庫)

結構分厚い文庫本で読み終わるまで時間がかかってしまった。

高校時代のブラスバンド部のメンバーが年を経て再開しようかという話。現代の場面と高校時代の場面が折り重なるように展開していく。登場人物が多いので楽器とキャラクターを全部把握するのが結構難しかったけれど、同じように高校の部活動が音楽系だったので当時の雰囲気や思い出とか懐かく読むことができたよ。結構楽器の薀蓄を語る部分が多いのが気になったけれど、管楽器などについてはあまり知らなかったので勉強になったよ。

私は高校自体の友人とは年賀状の付き合いだけでもう何年も疎遠になっているからなぁ。私は地元から離れた暮らしが長くなったし、この話のようになんかのきっかけがないとまた会うことはないのだろうな・・・