横須賀ひとり旅
電車で横須賀まで遊びに行ってきた。品川駅のJRから京急への乗り換えのところの切符売り場で「よこすかグルメきっぷ」というものを購入する。
この切符の内容は
(1)京急線往路乗車券(逆戻り不可)
(2)京浜急行バスフリー区間乗車券
(3)京急線復路＋フリー区間乗車券
(4)よこすかグルメきっぷ限定 選べる食事券(1回分)
という構成。今回はバスに乗らず(2)は未使用だったけど、それでも食事代を含めれば元は取れる計算である。あと購入時に自動改札用の精算券をくれた。本きっぷが自動改札不可のため、帰りにJRに乗り換えるときに必要なのだ。
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品川から横須賀中央駅まで向かう。夏休みということで家族連れや若いカップルなどで車内は満席だった。
横須賀に着いたのは11時過ぎだったので取りあえず腹ごしらえしようと食事にする。グルメきっぷで食べられるのは横須賀名物の海軍カレーかネイビーバーガーのどちらか。十数店くらいある中から横須賀海軍カレー本舗に向かった。1階はお土産屋で2階にレストランがある。
案内された席の前には戦艦三笠の模型が展示してあった。カレーセットはカレー、牛乳、サラダ、コーヒー。カレーは結構具が多くておいしかった。
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お腹が膨れた後は、記念艦「三笠」へ向かう。
動く艦ではないけれど、間近で見るとその存在感は圧倒的だ。もちろん張りぼてだけれど、補助砲塔は動かすことが出来た。三笠の活躍から記念館として保存される経緯などは艦内で流されている20分程度のビデオを見るとよく理解できる。歩きながら「坂の上の雲」を思い出しながらしばし感慨にふけっていた。
どぶ板通りを通って軍港めぐりのところに向かう。
YOKOSUKA軍港めぐりTOP | 無人島猿島や横須賀の軍港をめぐるご当地クルーズ | 株式会社トライアングル
40分くらいで横須賀本港をめぐり海上自衛隊や米軍基地に停泊中の艦船を見学するツアーだ。ちなみに主催しているのは自衛隊や米軍とは無関係だそうだ。軍マニアな感じの臭いがするけれど、乗客を見たら普通の夫婦や家族連れが多かったよ。クルーズ中にこの船は○○という船でこういう用途に使われてうんぬんかんぬんと丁寧に説明してくれるので、特にマニアじゃなくても船が好きならば楽しめると思う。
米国空母は訓練か何かで今回はいなかったようだ。船は絶えず出入りしているので毎日見られる船が違うそうだ。また見に来ようかな。以下航行中に撮った写真より。
海上自衛隊の潜水艦が浮上していた。潜水艦は隠密性が高い船なので、船体に艦名や番号は書かれないのが普通だそうだ。でも自衛隊の人はフレンドリーでこちらが手を振ったら振り返してくれたよ。
米海軍の強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」ヘリコプターを搭載可能。オスプレイも乗せられるらしい。
イージス艦きりしまと護衛艦やまぎり。イージス艦は艦橋についてる八角形のレーダーが特徴なので、これが付いているかどうかで見分ければいいそうだ。
シンガポール海軍の船。ハワイの合同軍事演習(リムパック)帰りで日本に寄港中。横須賀で見られるのは珍しいとのこと。コンピュータでステルス性能を考慮した形状を計算して作ったためこんなカクカクになってしまったようだ。なんかPS時代のゲームから抜け出してきたような感じ。
南極観測船の「しらせ」もいた。宗谷はお台場の船の科学館で見たことあったけど、しらせは初めて。こういう船までいるとは思わなかった。
そんな感じで横須賀を堪能したよ。今回はミリタリー色の濃い観光だったな。
