土曜参観

今日は子どもの土曜参観で小学校に行ってきた。昼休みを挟んで国語と算数と理科の見学をしてきた。ちょっとうるさい子がいたけれど、クラスの雰囲気は良くてみんな楽しそうに授業を受けていた。うちの子どもは親が来て少し照れがあったみたいだけれでも、きちんと授業受けていたな。仲良しな友だちもいるみたいで学校が本当に楽しそうで、安心した。

理科の授業は、子ども達がグループに分かれて野外で温度を測る実験をしていた。午前と午後で日なたと日かげの温度変化の違いを把握する(日なたは午後になると温度が上がるが、日かげは午後でもあまり温度が変わらない)ということを理解させる内容であった。

しかしながら、各班の実験結果にばらつきが多くて、日かげでも温度変化が大きかったり、日なたでほとんど変化がなかったりと先生の意図した結果にならないところが多かった。子どもの実験なんで上手く温度が計測できなかったり、測定時間もまちまちだったりして信頼性には全く乏しいものだからこれくらいの測定のばらつきが出るのは当然だろう。

こんなばらついた結果からどういう風に先生は結論づけるかと、私もちょっと心配しながら見守っていた。結局、意に沿う実験結果だけから強引に結論に導いていたよ。クラスの児童は先生の発言に素直に納得している感じだった。まあ教科書にも結論は書いてあるし、頭のいい子は実験しなくてもその辺を既にわかっているからなぁ。結論は嘘ではないけれど、ちょっと釈然としないよ。じゃあどうすればよかったのかと問われると難しいところなんだけどねぇ。