館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技

三連休最終日は特撮博物館を見に出かけた。

館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技

場所は東京都現代美術館清澄白河駅からふらふら歩いていくと沿道にかかしのオブジェがたくさんあった。毎年行われている「深川かかしコンクール」の作品だそうだ。そういえば昨年も展示してあったなと思い出しながら美術館へ向かう。

東京都現代美術館に来たのはちょうど一年前アニメーション作家の「フレデリック・バック展」を見に来て以来2度目となる。その時の記憶があったのでそれほど混雑していないのかなと思ったけれど、入場してすぐチケット購入待ちの列に驚いてしまった。休日だしそれなりに人は居ると思ったんだけれどここまでとは思わなかった。

20分くらいでチケットを購入して入場。今回は音声ガイドを借りてみた。解説の声は清川元夢さん。エヴァの冬月役の人です。私的にはアムロの父親テム・レイのイメージが強いかな。この音声ガイドかなりたくさん収録されていて全部聞くと1時間以上になる。清川さんはアニメの感じだと悪役のイメージがあるけれど、声は落ち着いていて優しく癒される。

展示はまず昭和の特撮の復元模型や着ぐるみなどあって、短編映画「巨神兵東京に現わる」を見たあと美術倉庫を再現したスペースや東京を再現したミニチュアジオラマステージなどがあった。人混みの多さもあったが全部見て回ったら3時間以上かかってしまった。

ゴジラウルトラマンなどはさすがに馴染みがあったけれどその他の特撮ものは正直よくわからなかったけれど、やっぱり立体造形でみると手作り感あふれる何ともいえない温かみがあっていい感じだ。短編映画はちょっと短かったけれど、アニメ版ではない漫画の巨神兵をかなり忠実に再現してあって恐ろしさがより際立っている感じだ。

これ期間限定にするのはもったいないと思うなぁ。技術の伝承なんかも含めて常設で展示できるような施設を作った方がいいと思った。

ジオラマのところは人が多くてなかなか撮影できなかった。内部にも入って撮影可能だったけれど、1時間待ちとかそういうレベルだったので諦めて外側から人が映らないように撮影できたのはこの程度だった。1枚目の奥には折れ曲がった東京タワーがあるんだけどね。