ねらわれた学園

今年はアニメ映画をよく見にいっているな。ジブリ作品はない年をねらってかどうか知らないけれど、今年は興味深い作品が多く公開された。今日見にいったねらわれた学園も良い作品だったな。

原作はよく知らないけれど、私が子ども時代にあった管理教育とか受験戦争とかで学校が揺れていた時代を前提とした話だったと思ったので現代にどういう風に作り直すのか興味があった。ちなみに実写映画版も未見だ。

ちょっと博打だったけれど、小5の子どもを誘って行ってきた。公開されている劇場が少なく(おそらく次週から上映するエヴァの影響かな〜)、いつも行くシネコンでは上映していなかったので都内までお出かけ。上映初日にもかかわらず場内はガラガラ。AKBの渡辺麻友さんが主人公なのでもう少し人気があるかと思ったけれどちょっと拍子抜けだ。

映像の方は、画面いっぱいに桜の花びらが舞ったり、幻想的な光の描写や照り返しなどあったりと独特の雰囲気があった。少し過剰気味だなぁと思ったけれど嫌いではない。

話の方は設定を現代に変えて、携帯電話などで変わった他者とのコミュニケーションをどうしていくのかといったテーマになっていた。中高生をメインターゲットにした作品だと思うから、こういったテーマだと現代の子どもたちにも受け入れやすいだろうね。後半少し説明不足的な感じもしたんだけれど、もう一度初めから見れば気がつくこともあるような感じだ。実は原作の続きの設定っていうのも話の途中でわかってきたし。

超能力を使って対決する的なクライマックスと思ってみていたら、いきなり仲良く海に行って(しかも台風で)という展開には意表を突かれたよ。子どもはあまり理解できなかったかもしれないけれど、概ね満足だったみたい。まゆゆさんの声が初めわかってなかったらしくて「意外に上手くて驚いた」みたいなこと言っていたよ。ファンなのにw

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